仏具の置き方ですが、宗派によって置き方がことなりますかという質問をよくいただきます。親鸞聖人や蓮如上人がおっしゃたわけではないようですが、浄土真宗では茶湯器や位牌は使用しないし線香はたてずに二つ折りにするなどの慣習があるようです。
出版物や各仏壇店、お寺様の説明文を見ていても、同じ宗派内でも仏具の置き方は様々で私立ちもどの説明が正しいのか混乱します。
また同じ宗派内でも個々のお寺で、仏教の解釈の仕方も異なり微妙に仏具の飾り方が異なることもあります。お寺さんによっては、仏具の飾り方や使用方法を厳しく指導される方があるようです。それには何らかの根拠があるはずですから、なぜなのか一度お聞きになられると深い教えが隠れているかもしれません。
いがいや肝心のご本尊でも、きちんと調べてみると各宗派とも様々な説明があります。
当店もおすすめの宗派別の仏具の飾り方を掲載しておりますので参考になさってください。
※当店としては、仏壇のサイズや仏具の種類で飾り方は異なるので、各宗派の一般的に使用される仏像や掛け軸を準備して、掛け軸の向きをまちがわなければ、ご自由にお飾りになればよいという考えです。
簡単な注意店やマナーとしては
- お位牌はご本尊様(掛け軸や仏像)より大きくしない
- ご本尊様(掛け軸や仏像)はお仏壇内の際上段に、お位牌は1段下げて2段目に置く
(宗派によっては最上段にご本尊様とお位牌をおかれるようです)
- 浄土真宗では、茶湯器は使用しない