2020.4  新型コロナウイルスと仏壇店
 
私は、インターネット販売だけでなく協力会社の実店舗の営業も手伝っています。
やはりお年寄りの来店は、めっきり減少して、若者が祖父母や親に代わって、位牌や線香の購入で来店というがケースが増えています。
新型コロナは、重症の肺炎を引き起こしますから、お年寄りは特に注意が必要です。
しかし、若者も、新型のウイルスですから免疫力というか、抗体がまるでない状態ですから、やはり、お年寄りと同じくらい注意が必要です。
100年前の第一次世界大戦のさなか、スペイン風邪という流行性感冒(インフルエンザ)で世界中の死者は戦争による死者を上回り、正確な統計がないようですが
1700万人〜7000万人といわれています。
それに匹敵するような危険をはらんでいるのが、今回の新型コロウイルスです。
急激に患者が増えていますが、医療機関が対応できない状況になると、本来なら助かった人も命を失う危険性があります。
十分な医療体制の確保や、今後は重症患者優先の入院治療も必要になろうかと思います。
国の対策が、布製マスクの配布というレベルでは、あまりにも素人の対策で、適格な指導力を疑いたくなります。
もともと政治家の指導力は、それほど期待できないにしても、それぞれの専門家の適格な意見はどのようなものなのでしょうか。
どこかに、しっかりとこの危機を乗り切る名案をお持ちの方もいらしゃると思うのですが、なかなか日の目を見ることはないのでしょうね。
今回の新型コロナウイルスの問題を、非常におさえ込んでいる台湾には、優秀なる人材が活躍しているようです。
この件については、マスコミでも一部報道されているので、良き事例として今後大いに取り上げられればいいなと思っています。
たった一人の人材でも、国を救うことができると思うのですが、はたして、今の日本にも救世主は現れるのでしょうか。
 
どれだけの被害が出るかは想像がつきませんが、いずれは収束します。
一度ウイルスに感染すれば、抗体ができ、同じ病気にはかかりにくくなります。
しかし、それが1、2年で有効な解決策となるのか、早い時期に特効薬やワクチンが開発されるのか。
 
私も、糖尿病でインスリン治療をしている身の上ですから、感染したら、重症化しやすいのでしょうが、ほとんど気にしていません。
やはり死ぬときは死ぬんでしょうね。
やりたいことは、まだまだ山ほどあるのですが、死んだら、来生へ持ち越しですかね。
 
ナマンダブツ、ガハハハ・・・。失礼。




 今は亡き、わが師(紀野一義先生)の教えです。
 いかに生きていけばよいのか、わからなくなったときのよりどころとしています。

   自誓
    一、心ひろびろと、さわやかに生きん。
    一、真理をもとめてひとすじに生きん。
    一、おおぜいの人々の幸せのために生きん。