2020.08  「生きながら死人となりてなりはてて 思いのままにするわざぞよき」について思う
 
「生きながら死人となりてなりはてて 思いのままにするわざぞよき」とは、1603年関ケ原の戦いのあった頃に生まれた無難禅師の道歌である。
大名の宿となった本陣の家に生まれ、50歳を過ぎて出家し、73歳で亡くなり良寛禅師のように寺の住持になることもなく庵で過ごした禅師である。
良寛は、1758年生まれで、大名主の家に生まれ20歳頃に出家しているが、どことなく、共通点があるような気がする。
私が大好きなのは、良寛さんだが、無難禅師も良寛さんのような人物に出会ったら、どうなっていたのだろうか。
 
男というものは、どこか厳しい修行でもしないと、人間として一人前になれないような思いがある。
生きながら死人となりてなりはてて・・・。確かに、徹底して執着のない世界のようでなるほどと思うが、さて、そんなこと誰にもできないだろうと思ってしまう。
そんなに気張らなくても、もっと、簡単に素敵に生きれないものだろうか。
 
良寛さんが「子供には、マコトがある。だから、子供が好きだ」とおっしゃたように、誰もが子供であったのだから、何とか、子供の頃の心を、もう一度再現できないものだろうか。
 
生きるということが大変で、世間は大人になることばかり、子供に教えているが、大人は子供に学ばなければならないのかもしれない。
 
そして最後は赤ちゃんの姿に、多くを学ばなければならないのかもしれない。
 
子供の心を少しでも取り戻せば、なんと、空が青いことよ。
 
不思議だよな、子供の頃も、結構つらい日々だったのに、まだ、あの頃が光輝いていた。
 
何と、情けない日々・・・・。






 今は亡き、わが師(紀野一義先生)の教えです。
 いかに生きていけばよいのか、わからなくなったときのよりどころとしています。

   自誓
    一、心ひろびろと、さわやかに生きん。
    一、真実をもとめてひとすじに生きん。
    一、おおぜいの人々の幸せのために生きん。

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