2022.3.22  お釈迦様と戦争
 
 今の、ロシアによる武力侵略は戦争です。
 ロシアというより、プーチンが一番悪い。
 諸悪の根源です。
 プーチンは国内に1000億円を超える豪邸をいくつも築き、私利私欲で動いています。
 ロシアの皇帝、世界の皇帝にでもなろうとしているのでしょうか。
 今までも、敵対する自国のロシア国民を毒殺し射殺してきた、犯罪者です。
 大統領なら人殺しも許されると思っているのでしょうか。
 遂には、武力をもって他国を侵略し、一般人も平気で殺していきます。
 歴史に残るであろう、犯罪者です。
 ただ、その歴史が、今後も続かないかもしれないほど、世界は危機的状態です。
 世界中が、プーチン批判をしないと、プーチンやその側近は考えを変えないでしょう。
 
 プーチンよ、世界はおまえを見ているぞ。
 世界中の人が、プーチンの嘘に気づき、プーチンが殺人者であると思い始めているぞ。
 この思いが、プーチンに届け。
 プーチンの側近に届け。
 
 
 ところで、仏教は、戦争に対してどのような考えなのだろうかと、考えてみました。
 お釈迦様は釈迦族の王子でした。
 釈迦族はお釈迦様の父である浄飯王(じょうぼんおう)が善政を行っていたので、国民は幸せに暮らしていました。
 お釈迦様が出家されたあと、釈迦族の国は近隣の国から攻め込まれました。
 一度は、お釈迦様が、敵国の軍隊の前に立ちはだかり、軍隊を撤退させました。
 二度めは、神通力をもって、敵国の侵入を防ぎました。
 しかし三度目は、お釈迦様は何もなさらず、釈迦族の国は滅亡したのです。
 釈迦族は、滅亡しても多くの親族は出家してお釈迦様の弟子となっています。
 十大弟子の一人は従妹のアーナンダ、もう一人は息子のラーフラです。
 
 年老いた十大弟子の一人が、隣国に仏教の布教に行こうとされた時、お釈迦様はおとめになりました。
 「おまえの行こうとしている隣国の人々は、気の荒い人が多く、おまえをなじり暴力で危害を加えるぞ」
 「はい、耐え忍ことができます」
 「おまえの命がなくなるかもしれないぞ」
 「はい、耐え忍び喜んで死んでいきます」
 「それなら行きなさい」
 
 これで仏教の基本は、非暴力なのだとわかります。
 
 仏教徒であるならば、生きとし生けるものを大切にしなければなりません。
 山や川や花だって、大いに語っているというのが仏教です。
 ただ私たちには、その声が聞こえないだけ。
 植物にもテレパシーのようなものがあるという実験をした人がいましたが、世界中の思いが、プーチンに届けばいい。
 
 プーチンの人殺し!
 いいかげんにしろよ!
 
 


今は亡き、わが師(紀野一義先生)の教えです。
いかに生きていけばよいのか、わからなくなったときのよりどころとしています。

   自誓
    一、心ひろびろと、さわやかに生きん。
    一、真実をもとめてひとすじに生きん。
   一、おおぜいの人々の幸せのために生きん。