2022.4  プーチンのストレス(自業自得)
 
 ウクライの小学校の教科書ではを松尾芭蕉を習い、高校の教科書では川端康成の千羽鶴を習うのだそうだ。
 日本でも私の中学生の時にはウクライナ出身のガルシンの「信号」という短編を習った。
 ウクライナの人には親日家が多いという。何か相通ずるものがあるのだろうか。
 
 プーチンは世界の大国としての強いロシアを築いたスターリンを尊敬しているようである。
 スターリンは、やはりウクライナを迫害している。ライバルや敵対するものは処刑し毒殺している。
 同じくプーチンは、敵対するものを虐殺し毒殺している。
 まるで罪の意識はないようであるが、スターリンは鉄に囲まれた寝室を複数作り、どの部屋で就寝するかは誰にも教えなかったようである。
 いつか自分が殺されるかもしれないという恐怖感は十分あったようである。
 脳溢血で倒れたスターリンは、鉄の部屋で倒れ、発見が遅れて死にいたったという。
 もっとも暗殺(毒殺)されたのではないかとも言われてもいるのだが・・・。
 
 プーチンも、側近との会議でも人をそばには寄せ付けない。
 会議の席でプーチン一人が、遠く離れた姿は異様である。
 当然寝室も、人を寄せ付けない。
 そのことが幸か不幸か。
 いざという時に、誰も助けてくれない。
 
 プーチンには二人の娘がいるそうだ。
 プーチンは、この娘を溺愛しているとのこと。
 もしプーチンの娘が、まっとうならプーチンを批判するであろう。
 
 そして今、世界の多くの人々がプーチンを批判している。
 プーチンには、この世界の声が届かないのだろうか。
 
 いくら言い訳をしても駄目である。
 プーチンは、今、悪人である。
 
 欲にまみれ、驚くほどの執着心を持ったプーチンは、多くのものを手に入れただろう。
 しかし、その欲と執着が苦しみと不安の原因であることを知らないのであろう。
 
 今、プーチンは最大の苦しみを味わっている。
 これから益々、その苦しみは増大する。
 やがては病み、死んでいくだろう。
 病まなくても毒殺されるか、銃殺されるだろう。
 
 お釈迦様の弟子に一人、王様がいた。
 出家して、本当に幸せになったという。
 誰もが信じなかったが、王様は「いつ他国に侵略されるか」「いつ殺されるか」といった心配がなくなって、本当に幸せだという。
 
 プーチンも苦しいだろうから、できることなら、よくよく反省して、停戦してほしい。




今は亡き、わが師(紀野一義先生)の教えです。
いかに生きていけばよいのか、わからなくなったときのよりどころとしています。

   自誓
   一、心ひろびろと、さわやかに生きん。
     一、真実をもとめてひとすじに生きん。
     一、おおぜいの人々の幸せのために生きん。